口が悪い
釣りに行くと、釣り人や漁師・散歩のおじさんなどと良く世間話しをします
『こんにちわ』 『こんばんわ』 何気ない挨拶から始まり
『何狙い?』 『今は何が釣れる?』 なんて他愛も無い会話
何処の場所がいいとか、こんなルアーがいいとか話します
この前は怪しいおっさんに声を掛けられ(俺もおっさんだけど・・・)
おっさん 『何処の山奥から来たのや?』
『見た感じ、山の人だもんな』なんて
見た感じの山の人って、どんな人だ?
初対面なのに失礼なおっさんだ
でも、ハモ(アナゴ)釣りには詳しいらしく、
おっさん 『19:00~23:00に潮が動く日が釣れる、けど満月の日はダメだっけ
エサはイカの切り身がいいぞ
サンマ・サバもいいけど、身持ちがいいのはイカだ
今度やってみろ』って
俺 『最近エサ釣りは御無沙汰なんですよね いつか試してみます』
そこから、このおっさんが中々離れず釣りに集中出来ない
地元の事から話しは転々とし、いつの間にか、政治や経済の話しに発展
しまいには北朝鮮の話しに・・・・
怪しい会話が続く・・・・
友人が機転を利かせてその場を去る事が出来たけど、あのままだったら不満の残る日でした
あれから暫くして気仙沼にデイに行った時、漁港で船に乗って仕掛け作りをしているじーさんに声を掛けられました
じーさん 『おい!何釣ってた?』
俺 『メバル狙いですね』
じーさん 『ルアー釣りか、俺もルアー釣り専門だ どんなルアー使ってんだ?』
俺 『こんなルアーだね』とアジリンガーを見せる
じーさん 『そんなんで釣れっかよ、もっとデカいルアーじゃないと釣れねーぞ』
『俺の使ってるルアーけっからよ』(あげるから)
と エコギア グラスミノー イワシ (持ってますけど・・・)
てか、テールがちぎれているし・・・でも取り合えず 俺 『有難う御座います』
そこからじーさんのウンチクが長々と始まる
『ルアーはとにかくデカイの ちいさくては、アピールが足りねーべ
魚の口はでっかいから同じくらいの大きさでも食らい付く 心配すんな
フックもルアーに合せて選べちっこ過ぎだり、でっか過ぎだりはダメだ
天気の良い日 快晴は 黒系を使うべし、曇り 雨の日は 赤系がいいし
夜間はやっぱり 発光 夜光だ
とにかくアクションが一番大事だ
魚によっては早く巻くのがいいのと、早く巻くと食えない奴と居るから
時間はマヅメを狙え やっぱり朝マズメ 夕マヅメが釣れるな』
『魚が居ない訳じゃねーからな、オメーがヘタクソなんだ、まだまだ修行が足りねーなぁ』
このじーさんも口が悪い
そんなウンチク情報を収集して、週末はいつもの漁港へ
じーさんの助言も訊かず
アジリンガーとベビーサーディンで
メバ
クロ
ドンコ
相変らずのサイズでした
たまには先輩方の言う事も試してみますか
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